無理な食事制限がリバウンドを招く理由

こんにちは、院長のひろいです。

友人が、ダイエットのためにパーソナルジムのトレーニングプログラムを受講していました。食事制限と運動が基本のプログラムでしたが、食事制限についてお話を伺う機会があったので、今回は「無理な食事制限がリバウンドを招く理由」について、医師として”正しく食べること”への見解を書いてみようと思います。

リバウンドが起こるメカニズム

ダイエットでリバウンド

トレーニングプログラムでは、まず最初に食事制限を行うそうです。これにより、からだが飢餓状態になります。
飢餓状態になり、さらにご飯など外からのエネルギーが十分に入らなくなると、からだは自分の脂肪と筋肉を使っていきます。
脂肪というのは、エネルギー源になるので使われやすくなります。それによって、体重が減っていくのです。

食事制限自体は私もやっていますし、適切な食事制限がダイエットに必要なのは間違いありません。
ただ、食事制限には正しいやり方があります。それを間違うと、一気にリバウンドしてしまいます。

からだが飢餓状態の時、ごはんを食べると血糖値が急激に上昇します。
すると、インシュリンというホルモンが分泌されて血糖値がすぐに下がってしまいます。人間は、血糖値が下がると「お腹がすいた」と感じます。

こうして、またすぐお腹が空いたように感じてしまい、「食べたらもっと食べたくなる」食欲が止まらない状態になります。ですので食事制限と言っても、ただ我慢しているだけでは、ふと気が緩んだ時に普段以上に食べてしまいます。痩せた後でも、たった一日で3~4kgリバウンドしてしまうということにもなります。

からだが飢餓状態のときの食事のとり方

リバウンドを起こさないためには、適度な食事が大切です。
私のおすすめは、肉や魚を食べることです。例えば、ダイエット中にガッツリ食べたくなった時は、肉を500g食べる、というのはいかがでしょう?

ダイエットにはお肉を

一見無茶な食事に見えますが、実はこれはとても理に適っています。
まず、500gのステーキは、2,000キロカロリーありますから、それだけで成人女性が一日に必要なエネルギーを取れます。体重も500gしか増えません。

次に、肉をそれだけ食べると、腹持ちが良いです。
お腹いっぱい食べることができるので、食事制限中でも満足感を得ることができます。

注意してもらいたいのは、ご飯やパンを一緒に食べないようにする、ということです。
肉とご飯を一緒に食べると、お腹の中で発酵などが起こり、糖分が脂肪に代わりやすくなってしまいます。

どうしてもご飯を食べたい場合は、肉と魚しっかり食べ、サラダなどの野菜を食べ、最後にご飯を食べてください。
そうすることで、食べるご飯の量も減らすことができるでしょう。

食事制限で脂肪と筋肉を減らし、減った筋肉をトレーニングで徐々に増やしていくのは、悪い方法ではありません。また、健康的に痩せるための基本でもあります。私のクリニックで行っているダイエット外来でも、食事制限は大切ですと言っています。そうは言っても過剰な食事制限は苦しいですし、やっている最中は太りやすい体質になってしまうという点には注意が必要です。

筋肉量も減っているので、ちょっと食べただけで、すぐに「身」になってしまいます。
ダイエットでは適した食生活をして、リバウンドに気をつけましょう。

もっと詳しく知りたい方や、相談したい方は、ひろい内科クリニック ダイエット外来までお越しください。

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