
CARTとは、腹水濾過濃縮再静注法の略
CARTとは、Cell-free and Concentrated Ascites Reinfusion Therapy: 腹水濾過濃縮再静注法の略で、肝硬変やがんなどによって貯まった腹水(又は胸水)を濾過濃縮(ろかのうしゅく)して、アルブミンなどの有用なタンパク成分を回収する治療法です。
CARTは、がんなどの影響による難治性腹水に有効です
さまざまな病気の影響で、腹腔に通常よりたくさん貯まった水、または状態を腹水といいます。炎症性の病気やがんなどにより、血管から血液成分や水分がしみだしやすくなり、腹水がたまります。
腹水の治療とは?

料金と保険適用について
1回220,000円(税込)
- 月2回までの治療には、健康保険が適用されます。
- 月3回目以降は、自費治療になります。
※ 別途、診察代(¥2,750)が必要になります。
【CART(腹水濃縮再静注法)の主なリスク・副作用】
- 施術後、一時的な腹部膨満感、軽度の不快感が生じることがあります。
- まれに発熱や悪寒がみられることがあります。
- 感染症リスクがあるため、適切な衛生管理のもとで施術を行います。
- 血圧の変動が起こる可能性があるため、施術中・施術後の経過を観察します。
- 体質によっては、期待される効果が得られないことがあります。
- 治療後の状態に応じて、追加の処置が必要となる場合があります。