「キレーション・デトックス点滴療法」は、体内に蓄積された有害重金属を体外に排出し、血液を浄化する療法です。
食物や空気中から自然に体内に蓄積される水銀・鉛・アルミニウムなどの有害ミネラルを体外に排出します。
キレーションのメリット
- 生活習慣病などによる心血管疾患リスクを大幅に下げる
- 代謝向上と免疫力強化で老化防止になる
- 有害金属のもつあらゆるリスクに対抗する
キレーションとは?
キレーション・デトックス点滴療法とは、合成アミノ酸の一種であるキレート剤(EDTA)を点滴し、食物や空気中から自然に体内に蓄積される水銀・鉛・アルミニウムなどの有害金属を体外に排出する療法です。
実は10人に8人は知らず知らずのうちに有害金属に汚染されているという研究発表があります。この有害金属は放っておくと体内に蓄積され、実に多彩な悪影響を人体に及ぼします。日ごろ感じている原因不明の慢性的な疲労やアレルギーや体調不良なども、有害金属により引き起こされるケースがあることが分かっています。
米国立衛生研究所(NIH)は、キレーションにより糖尿病悪化による血管症状の発症率が41%減少し、糖尿病患者の死亡率が43%減少したことを検証した論文を2012年に米国心臓病学会で発表、2013年には、『JAMA(米国医学会誌)』に投稿しました。
有害ミネラルが体内でおよぼす悪影響
病的な老化の進行や、癌をはじめとする様々な病気の発症や進行の原因となります
水銀汚染による障害
- 中枢神経系(感覚障害、難聴、平衡機能障害、運動失調、言語障害、四肢のしびれ、うつ症状、自律神経症状、情緒不安 など)
- 下痢、食欲不振
- アレルギー
- 腎臓・肝臓障害
- 代謝異常:肥満、皮膚関節
鉛汚染による障害
- 中枢神経系(頭痛、平衡機能障害、運動失調症、神経障害、こん睡 など)
- 循環器系(高血圧、動脈硬化、心筋梗塞、脳動脈硬化 など)
- 腎臓障害・肝臓障害
- 慢性疲労、免疫抑制
- 下痢、食欲不振
キレーション療法で効果が有効とされる病気の例
狭心症、冠動脈効果
乾癬、アトピーなどの皮膚疾患
心筋梗塞予防、後遺症
シミしわの改善、視力の低下、認知症
神経変性疾患、パーキンソン病
白内障、加齢黄斑変性症
慢性腎炎、血栓性静脈炎
キレーション・デトックス点滴療法の進め方
キレーション療法で、まず重要なことは、現在の身体の状態を正しく把握することです。尿検査で体内の重金属量を測定し、その結果をもとに、使用する薬剤の種類や量を決定します。
キレーション点滴は、週に1~2回のペースで行い、1回の点滴の所要時間は1~1.5時間程になります。
10回毎に再検査をし、重金属が残っていないかチェックします。もし、まだ残っていた場合は、再度キレーションを行い、重金属が正常な範囲に回復するまでこのサイクルを続けます。
重金属が正常な値になりましたら、半年から1年後に再び有害重金属が蓄積されていないか検査して確認をします。
キレーション療法による副作用の有無
キレーション療法は、大変安全な治療法で、アメリカでは100万人以上の方が重篤な副作用なく2000万回以上治療を受けています。
(出典)A Textbook on EDTA Chelation Therapy: Second Edition 2001
まれに血管の痛みや頭痛、疲労感などの小さな副作用が発生することがありますが、医師の指導のもと、治療期間や回数をコントロールしながら調整していけば解消されます。効果には個人差があり、初めからデトックス効果を感じる方もいらっしゃいます。
料金
- 1回11,000円
- 診察料2,750円